HOME
ご依頼の流れ
採用情報
ブログ

Top Blog

社長ブログ

逆境はイノベーションの好機

 6月6日から、仙台を拠点にして東日本大震災の復興視察に行ってきました。

 東日本大震災における被災率最大(建物被災率85.4%)の自治体である女川(おながわ)町は、仙台から北東に高速道路で行けば約1時間半で到着する海に面した町です。震災前人口は1万人でしたが、被災後約8年で震災時の35%(約3500人)が減少して、全国1,741市町村の中でもっとも減少率が高い町になっています。 このような日本の過疎を象徴する町での復旧・復興は、どのようになされているのでしょうか。

 女川町が津波ですべてを失った逆境を跳ね返したのは、新しいモノ・サービスのイノベーションでした。
 復興のまちづくりで基本的な構想は、町のへそ(中心部)に都市機能を拠点化して人の流れを集約することによって、人口減少しても活力を維持できる町づくりです。
 「シーパルピア女川」と名付けられた街並みは、駅から海岸まで続く広いレンガ道を挟んで、観光用の飲食店、工房スペースや町民の日常生活をサポートする郵便局、スーパー、銀行、電気店、理容店、等々の商業施設が立ち並んでいます。

 そして、「シーパルピア女川」のサービスは、女川ならではの「ブランド力」を打ち出そうとしています。
 主要となる水産業では、魚を取るだけではなく養殖に力を入れて、豊富な海の食文化を提供しています。また海を活かした観光では、体験型マリンスポーツに力を入れようとしています。
 女川の場合は、大震災をまちづくりのチャンスに捉えていますが、私たちにとっても少子高齢化、災害多発はイノベーションの機会なのです。 社会的な課題があることは、それを解決するイノベーションが待たれているということです。

 私たちの業務である「社会インフラの整備」では、人口減少時代に伴い新しい道路や橋梁の建設が途絶えています。その代わりに既存構造物の点検や補修が生業となっています。

 2~3年前から研究を進めている、「構造物の自動撮影システム」は、点検する人材不足を補い、ロボットやドローンを活用して計測の効率化を目指すモノのイノベーションです。
 同時期に始めた宅地の「地盤保証制度」は、地盤強度を測定して宅地に長期の保証をします。近年、各地で地震よる宅地の被害が多発し、地盤の安全性が不安視される世論の高まりから、従来からやっていた「測る」だけではなく、お客様に安心して生活できる提案をするサービスのイノベーションです。
 現在進めている3次元計測は、モノ・サービスのイノベーションの好機です。 是非、今やっている業務の中で「3次元を活用したイノベーション」を起こしていきましょう。

お問い合わせ
お問い合わせありがとうございます。
以下よりご希望の項目を選んでください。
 




「お仕事のご依頼・ご相談」についてのお問い合わせありがとうございます。
お名前、必要事項、ご用件をご記入ください。
 
会社名
お名前(必須)
フリガナ(必須)
メールアドレス(必須)
電話番号
郵便番号
ご住所
ご用件(必須)
お問合せ内容を受け付けました。
3営業日以内に担当者より記入して頂いたメールアドレスにご回答致します。ありがとうございました。
「採用についてのご相談」についてのお問い合わせありがとうございます。
お名前、必要事項、ご用件をご記入ください。
 
会社名
お名前(必須)
フリガナ(必須)
メールアドレス(必須)
電話番号
郵便番号
ご住所
ご用件(必須)
お問合せ内容を受け付けました。
3営業日以内に担当者より記入して頂いたメールアドレスにご回答致します。ありがとうございました。
「その他のご質問やご依頼」についてのお問い合わせありがとうございます。
お名前、必要事項、ご用件をご記入ください。
 
会社名
お名前(必須)
フリガナ(必須)
メールアドレス(必須)
電話番号
郵便番号
ご住所
ご用件(必須)
お問合せ内容を受け付けました。
3営業日以内に担当者より記入して頂いたメールアドレスにご回答致します。ありがとうございました。