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　花火大会には、歴史の長さや規模の大きさ、打ち上げ技術の高さなどから選ばれる、「日本三大花火大会」と呼ばれる3つの大会があります。これらは、秋田県大仙市の「全国花火競技大会（大曲の花火）」、茨城県土浦市の「土浦全国花火競技大会」、新潟県長岡市の「長岡まつり大花火大会」ですが、この中の秋田県の全国花火競技大会「大曲の花火」に行ってきました

★打ち上数18,000発
★昼花火の部17：10～18：30
★夜花火の部18：50～21：50

　大曲の花火は1910年（明治43年）から100年以上もの歴史を持ち、各地で開催される花火競技会の中で最も権威があり全国から選び抜かれた28人の花火師たちが日本一を目指す大会です。
　打ち上げ花火の総数は約18,000発で、大仙市（大曲）人口7万5千人の“花火の街”に繰り広げられる光景をこの目で見ようと、大勢の観客がこの日のために全国から約８０万人が訪れています。
　花火会場までは通行止めになっていて道路脇には露天商が並んでは会場に向かう人たちの行列行進で約30分歩いて会場に到着しました。花火は海で見るのが当たり前だと思っていましたが、会場は河川敷で目の前に川があり、川の後ろは山で会場の広大さと観客席の規模には圧倒されました。また、花火の音も山に反射されてド迫力でした。

　他の花火大会と違うのは、全国でも腕利きの花火師たちが一堂に会し制作者本人たちの手によって自身の作品を打ち上げる国内トップの「競技大会」だということです。
　「昼花火」、「自由玉の部」、10号玉の「芯入り割物の部」、「創造花火」の4部門があり、優秀な作品には「内閣総理大臣賞」をはじめとする数々の褒賞が与えられるなど権威のある大会で、花火師にとって受賞すれば最高の名誉になります。

　昼花火は17：10から始まり昼花火ってどんな花火？明るいのに花火がみえるのかな？
ボーンと打ち上げられると赤や黄色・緑・青・ピンク・黒のカラフルなの色の煙が空中で模様を描く花火でした。はじめて見た昼花火でした。

　この後、驚くばかりの精巧で驚きのディズニーワールドとミュージックのドローンショーが始まりました。
　

　そして、18：50からは28人の全国から集まった花火師が競う夜花火の始まりです。
　前の方の桟敷席から見る花火は、音楽と華々しい迫力満点の花火の光とのコラボレーションでした。
　各花火にはテーマがあり、それぞれの曲に合わせて打ち上げられる花火は約4～5分間続き、一般的な花火大会のフィナーレの仕掛け花火が連続して打ち上げられるイメージです。
　次々とこれでもか、これでもかと打ち上げられる花火師28人の精魂込めた作品に圧巻され感動しました。
　800mのナイアガラは規模の大きさと迫力に圧倒されました。
　前年に内閣総理大臣賞を受賞した花火は、今までに見たことのない華麗さと斬新的な花火で迫力のある約5分間の芸術的な作品でした。
　始まってから約5時間の花火のショータイムでしたが、どの作品も素晴らしかったので長いと感じないあっという間の5時間でした。
　大手企業のスポンサーがいるにしてもどれ位の費用が掛かっているのか見当もつかない規模です。（多分4部門の花火と花火の規模から事業費は10億いくのではと推測）
　花火関係者の宿泊が不足しているとのことで、会場の近くに来春完成予定の全国の花火師や関係者が宿泊するための花火の街を象徴する立派なホテルを県と市が合同で発注し建設中でした。

　そして秋田と言えば秋田美人と日本酒です。色々な日本酒を頂きましたがその中でお洒落な瓶の装いで新政酒造のNO6Xはとても美味しくお勧めです。

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5分間の花火をお楽しみください♪