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令和5年5月12日で47周年を迎えることが出来ました。

我社のルーツは昭和47年4月に設立された美保土建の4名の技術研究室から始まった。

そして美保土建主導のもと昭和51年5月12日に技術研究室を基礎母体として技術士2名で念願であった建設コンサルタント業に進出し地域への技術サービスの拡充を図ることを目的として美保土建の４階で社員15名、資本金500万円で（株）サンイン技術士センターが設立された。

初代の社長は境港管理組合事務局長の故米村武憲氏（技術士）であった。

この頃の新規採用は美保土建で採用されてからサンイン技術士センターの社員に転籍していった。（中岡常務・故吉田部長・N氏・ｋ氏・Ⅿ氏等多数の社員が美保土建で採用された）

当時サンイン技術士センターは設立したばかりの苦難の時代で社員を募集しても応募者がなく知名度が高い美保土建で新規採用したと考えられる。

私が入社した昭和52年4月にも美保土建で採用されて、その後に我社へ転籍した同期入社の社員も多くいた。

そして当時の我が社は設備投資をする資金もなく高額な新鋭の土質試験機器を美保土建が購入して美保土建の社員寮の１階を間借りし改装して本格的に土質試験業務をスタートすることが出来た。

あの時に高額の設備投資を美保土建に購入していただいたからこそ我が社の売上シェアNO1の地盤チームが存在していることを忘れてはならない。

そのころ美保も苦難の時代で業績も良くなくてもサンイン技術に設備投資以外にも沢山支援していた。

そんな金があるなら社員に還元してほしい若手社員の声は多かった。

当時を思えばグループ経営のことが分からず目先の事しか見えていなかった自分がいた。

創立47周年を迎えられたのも当時の美保土建の役員の決断と先見の明に敬服するとともに我社のために多額の支援していただいた美保テクノスに対して感謝の気持ちを忘れてはならない。

創立47周年を迎えるにあたり改めて先人達の苦労と努力を偲び今までのご協力していただいた皆様やご支援を頂いた美保テクノスに対して厚く御礼を申し上げたい。

これからは常に謙虚に先人達が築き上げられた技術と信頼をたゆまぬ研鑽と挑戦をし続け

人間力と技術力を磨き未来へ躍進し続ける強い会社づくりを目指して取り組んでいきたい。

 

【歴代社長】　　　　　　　　　　　　　　　　　        　　    　  売上高　　　従業員数

第1期～（昭和51年） 県OB故米村武憲氏 　　　　　　　　　　　   　14,431千円  　15名

第8期～（昭和58年） 県のOB故西村篤蔵氏（二代目社長就任） 　   224,516千円　   43名

第15期～（平成2年） 県のOB池座克利氏（三代目社長就任）   　　 400,475千円   　47名

第26期～（平成13年）県のOB故手嶋　巖氏（四代目社長就任）　1,016,058千円  　84名

第28期～（平成15年）大野木昭夫氏（五代目社長就任）       　　  　716,953千円　 64名

第47期～（令和4年）　　　　　　　　　　　　　　　　　　   　1,367,836千円　 126名

第48期～（令和5年） 今出　上（六代目社長就任）                           　　　　　　126名