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社長ブログ

思い込みを捨てる

昨年からのコロナ渦中、日本経済は先行き不透明ですが、創立45周年を変革の時と捉えて、社名変更と新社屋建設を決断しました。
『環境が変われば、自分が変わり、会社が変わっていく』 スローガンのもとで、私たちに求められているのが、これまでにない変革です。
環境は、新社名と新社屋で変わっていきます。次に、『自分が変わる』と言えば、直感的に『難しい』と捉える人が多いかもしれませんが、変わるためには、これまでの思考を変えてみることから始めましょう。
具体的に言えば、これまでの『思い込み』を捨てて、『思いつき』をやってみる、こう言えば、誰でもできそうに思いませんか。
人事改革を進めていた旧知の社長が、社内で仕事改革の研修をした時のことです。その頃に流行った仕事の見える化研修をやってみると、ポストイットに自分の業務を書き出して、みんなでワイガヤと優先の順番付けをしていく作業の中で、大きな声で持論を言うM君、リーダーシップでどんどんまとめていくIさんに引きずられるように研修が進んでいきました。この方法が一番良いと思い込んでいた研修の実態を見て、研修が個人の仕事改革に結びつかないことに悶々としました。
そんなある日、ビックサイトで開催されていたIT企業の展示会で、網の目のように記号がつながり広がっていく画面からひらめきました。この記号を一つひとつの業務に例えれば、仕事のつながりが見える化できて、且つ各自が仕事に優先順位を付けて作れば自らの考えも整理できると、頭の中で書き込みが出来ていきました。
世間では人気の研修という『思い込み』に疑問を持って、物事を思い詰めて考え抜いて、ハッと『思いついた』事例です。

41年間慣れ親しんだ社名を変更するには、大きな決断が必要でした。創立当初は、山陰地方でナンバーワンを目指して、頭にサンインの社名を名乗ったのでしょう。新社名では、人間力・技術力に秀でた技術者集団が、山陰を拠点として広域に事業を展開していくこと、これまで磨いてきた技術力だけでなく、新しい革新的な技術力を身につけていくことを目指していきます。
それが出来れば、新社名、新社屋に魂をつぎ込むことができます。『形から入って心に至る』の名言がありますが、形だけできても一人ひとりが努力と行動をしなければ心に至ることはできません。
努力と行動は、これまでの『思い込み』 を捨てて、自分の『思いつき』 でやってみるチャレンジです。

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