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　弊社のコーポレートスローガンは「つくろう　わたしたちの技術で　あなたのまちを」です。あなたのまちづくりで、注視しなければならないことは、昨今に私たちの身の回りで起こっている地球温暖化を要因とする気候変動です。
　気候変動が世界的に問題になっている中、今年の４月に、鳥取県から鳥取県地球温暖化防止活動推進センターと気象変動適応センターの事業活動を「NPOエコパートナーとっとり」で受託しました。
　「エコパートナーとっとり」は、平成１８年５月に、弊社が持っている技術を活かして、住民・行政・学校・企業が協働できる環境改善活動の場を創出するために、弊社が母体となって設立しました。
　これからは、この「エコパートナーとっとり」と協働しながら、地球温暖化対策に役立つ技術を習得して、県民が住みやすいまちづくりの役割を担えるようになりたいものです。
　これは、わが社の将来を見据えた事業展開に大化けするかもしれないと密かに期待しています。

　「エコパートナーとっとり」が最初に手掛けた事業は、平成１８年１０月、障がい者施設(もみの木学園、吾亦紅)と協働でやったバイオディーゼル燃料の精製事業でした。
　まずは、【住民の協力】で家庭や飲食店から出た廃てんぷら油は、障がい者の皆さんと弊社社員で回収【就労支援】しました。弊社は、県の助成金【行政の資金】を活用して精製機械の設置と障がい者施設で精製の指導【弊社の技】をしました。出来たバイオディーゼル燃料は、かいけ幼稚園の通園バス、弊社の車両【企業の協力】に給油して運行しました。この事業は、平成２１年に読売新聞から「全国読売福祉文化賞」をいただき、東京本社の授賞式に参列しました。
　併せて、現在も月一回やっている会社周辺の清掃活動を始めたのもこの頃です。その後、平成２５年からは、ソフトバンクエナジー様から彦名にある「とっとり自然環境館」の運営を受託して、県民を対象としたエコ教育と再生可能エネルギーの啓発活動をしています。

　最近の気候変動に目を向けてみましょう。毎年、日本のどこかで、大雨による大水害が頻発しています。また、冬は暖冬で雪が少なく、夏は気温が３５度を超えることが当たり前のようになった等々、地球の温暖化がどんどん進んでいます。
　日常的に自分の身の回りで起こっていることは鈍感になりがちですが、今、どのような気候変動が起こっているか、回りの変化に注意を払っていける人は、どんな局面でも意識を集中出来るようになります。
　そして、些細な変化でも、起こっていることに気をとめて目を向ける習慣をつけましょう。