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　先日、あるところで額縁に飾られた書き物が目に留まりました。
　読んでみると、なるほどと実感することが多く、面白くて思わず失笑してしまいました。

　タイトルは「18歳と81歳の違い」
　恋に溺れるのが18歳、風呂に溺れるのが81歳。
　道路を爆走するのが18歳、逆走するのが81歳。
　心がもろいのが18歳、骨がもろいのが81歳。
　ドキドキが止まらないのが18歳、動悸が止まらないのが81歳。
　恋で胸を詰まらせるのが18歳、餅をのどに詰まらせるのが81歳。
　偏差値が気になる18歳、血圧・血糖値が気になる81歳。
　まだ何も知らない18歳、もう何も覚えていない81歳。
　自分探しをしている18歳、皆が自分を探している81歳。

　これを読んで、18歳で大学に進学し、田舎から東京で一人暮らしを始めた頃の、不安と希望に満ちた青春の思い出が蘇りました。
　特に思い出深いのは、東京・横浜の友達にディスコに行こうと誘われたことです。「ディスコ」って何？米子にはなかったしどんな所？何するところ？好奇心に火が付きました。
　初めて行った新宿歌舞伎町のディスコ「ビッグ・トゥゲザー」は、若者たちがそれぞれの流行りのアイビーやヨーロピアンファッションスタイルなどで集まり、お酒を飲みながら、派手な照明と広いフロアでディスコミュージックに合わせ踊る社交場でした。色々なステップを覚えて皆と楽しく踊ったことや、当時住んでいたアパートには風呂がなく、近くの銭湯に通っていた頃に流行っていた「神田川」の歌詞が心に染みたことを思い出します。
　昭和48年はオイルショックで、石油の供給が止まるのではないかと大混乱が起きました。トイレットペーパーなどが無くなるのではといった不安が大混乱をもたらし、トイレットペーパーを買い求めて日本中の店頭で起こった買占め騒動を思い出します。街のネオンは消え、テレビの放送時間も短縮された、今では考えられない時代でした。
　18歳の私がこの中で気にならなかったことは偏差値でしょうか。

　私も81歳になるとこうなっていくんかなぁ？
　そうはならないし、なりたくないなあ！！
　「一生勉強、一生青春！」で元気でゴルフを楽しみ、ワイングラスを片手に色々な出会いを楽しみながら日々を過ごす、素敵なイケジィーの81歳になりたい。