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<決めるこころ> |
代表取締役社長 大野木昭夫
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12月になり、会う人毎に「一年はあっと言う間ですね」の言葉を耳にするに、月日の早さに思わず驚嘆するのは私だけではないようです。
さて、来年の経営方針を立てる時期にさしかかり、一年間の振り返りと同時に社長就任10年の節目と思い、毎年の経営方針書を読み返してみました。まず、どの年度でも激変する環境に苦闘する会社の歩みが見て取れます。平成13年から激減している公共事業費だけでなく、平成19年度から施行された県入札制度の改正によって戦後から続いていた指名入札が誰でも参加できる一般競争入札に変わったことで、業界は激しいコスト競争と技術力勝負の状況になっています。この環境変化に対処するため組織力の強化は、毎年の課題になっています。
初年度となる平成15年に出した「環境の変化に、自分を、会社を変えていく」方針は内容や語句は変遷していますが脈々と継続しています。しかし、「頭ではわかっているけど~なかなかできない」という壁に直面して苦闘する姿を目にします。
たとえば、今年の経営方針では「思いやり経営」を掲げました。全ての人が持っている「思いやりの心」を発揮して社員とお客様満足を高めようとするこの方針は、"個々で異なる思いやりの価値観"が壁になっているようです。
この「思いやりの心」を意識し・行動するためには、自分のできることからやってみようと「まずは決める心」を持ち、即やってみることです。それが自分を変える根源になることに、今年の気づきがありました。
「思いやり経営」の実践として昨年から始めたありがとう運動は、明元素(明るく・元気で・素直で素敵)の言葉で明るい心地よい職場を作り出そうというものです。ちょっとした気づきに"ありがとう"と言う意識を持つこと、そして"ありがとうカード"の実践はやろうと思えば誰でもできる行動です。
そしてこの運動は、自分たちだけでなくまわりの人にも心地よさを与えます。先日は協業している大手建設コンサルタントの方から、社員の挨拶に「皆さん明るく元気ですね。何か社内で取り組んでおられるのですか」と、社外の人から気づきをいただきました。
私たちは、行動しようとするとき「なにをするか」と大きく構えて考えがちですが、そこでは行為の大小ではなく、相手への思いやりの心でもって「なにかをする」ことが大切だと思います。
まずは「自分でできるなにか」を決める、そして素早く実践してみることが来年の課題です。
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角盤座デイサービス移転オープン |
11月30日角盤座の開所式を行ないましたので、ご報告いたします。
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角盤座デイサービスは、平成17年10月17日に認知症対応型のデイサービスとして米子市角盤町にオープンいたしました。街中の民家でこじんまりとしていて家庭的な雰囲気がご好評をいただいていましたが、7年目を迎えた平成24年12月1日に皆生温泉(旧
有料老人ホームうらら皆生跡地)へ移転いたしました。角盤町の時と比べ2倍以上広くなり、お客様にはゆったりとした空間で過ごしていただけると思います。
個室、スプリンクラー等の防火設備も整っていますので、今後は角盤座デイサービスをご利用のお客様でご希望者には、宿泊もしていただける新サービス『お泊りデイサービス』を提供していく予定です。
しかし、広くなっても角盤町での少人数で家庭的、和気あいあいとした雰囲気は皆生温泉でも変わらずに作り出していこうと思っております。
移転した後の名称も『角盤座デイサービス』のまま、今まで皆様に親しんでいただいていた名称を続けていきたいと考えております。
これからも皆様から愛される角盤座デイサービスとして職員一丸となって努力していく次第でございます。
これからも角盤座デイサービスをよろしくお願い申し上げます。 |
≪ 角盤座座長 : 柏木 ≫ |
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いつもお世話になっています、宗形神社 内藤宮司の祝詞 |
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今出常務の玉串奉奠 |
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開所式終了後記念写真です。
前列一番左は自治会長様です。 |
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優良業務表彰特集 |
平成24年9月1日より優良業務表彰制度を新設し、年末までに4件の該当業務がありました。
対象となった業務の主担当者の方には、誕生会で高得点となった秘訣を発表してもらっていますが、社内報で共有し今後もっと優良業務が出るようにしたいものです。
それではこれまでの4件の優良業務についてコメントを頂いていますので、皆さんも是非ご参考に!
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92点
なつち谷川工損事前調査by佐々木さん |
9月に優良業務表彰をしていただきました。対象となった業務は、工損事前調査で規模も小さく、難易度も高くない業務だったので、思わぬ高評価をいただきこちらがびっくりしたくらいでした。そのような業務でしたので、皆さんに参考にしていただけるようなことはあまりないと思いますが、業務を進める中で心がけたことなどを紹介させていただきます。
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業務名 なつち谷川砂工事「工損事前調査業務委託」
発注者 鳥取県日野総合事務所県土整備局
業務場所 鳥取県日野郡日南町矢戸
業務内容 工損事前調査 木造建物 7棟
業務期間 平成24年7月18日~9月 5日 |
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まず、初回協議のとき「業務の進め方について」というプリントを渡されました。
内容は、・提出書類の出し方についての注意事項・打合せ協議の予約は前日までに電話で行うこと、協議事項の承認には軽微なもので2~3日、重要なもので4~5日かかるのでそれを踏まえて日程の調整をすること。・ ワンデーレスポンスに取り組む、等々でした。
初回協議を終え、業務計画を立てる時点で、この業務では次のことを目標にして取り組むことに決めました。
発注者の期待に応えられるようこちらも「ワンデーレスポンスに取り組む」こと。工期については、盆明けから工事にかかりたいのでそれまでに調査ができれば、成果品の納品は工期変更しても良いと言われましたが、調査の日程がスムーズに決まれば、8月中の納品も可能と思いましたので、「8月末日に納品する」こと。
今回、ラッキーだったのは、昨年なつち谷川通常砂防工事「用地測量調査業務委託」で物件調査を担当していたので、予備知識もあり、顔見知りの地権者の方もおられて、調査がスムーズに進められたことでした。用地課の方が用地交渉中ということで、県外の地権者の情報提供等で協力を求められたことにうまく対応できたことも良かったと思います。地権者の方が協力的だったことも幸いして、無事8月に成果品を完成することができました。
ワンデーレスポンスへの取り組みも最初に絶対にきちんとやると決めていたので、自分ではうまくできたのではないかと思っています。もちろん、書類の提出などは営業の方が即対応していただいたおかげで、遅延することなく提出できたことは言うまでもありません。
納品時に担当者から言われたことは、スピード感がよかった。ということでした。取り立てて困難な業務ではなくても、取り組み姿勢で発注者に喜んでいただけたということがわかり、今後の業務もワンデーレスポンスを念頭において取り組んでいこうと思いました。
業務を進めるにあたり、ご指導、ご協力を頂いた皆様に感謝致します。ありがとうござした。
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91点
梅田川単県改修工事構造物詳細設計業務by山邉さん |
優良業務表彰を頂いた業務の紹介をさせて頂きます。業務の概要は以下になります。 |
業務名 梅田川単県改修工事「構造物詳細設計業務委託」
発注者 鳥取県中部総合事務所 河川砂防課 河川みなと班
業務場所 鳥取県 東伯郡 琴浦町 梅田
業務内容 既設橋梁の老朽化に伴う、新設ボックスカルバート詳細設計
及びそれに係るボーリング調査、現地・路線測量
業務期間 平成24年6月20日~10月10日 |
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11月にこの業務で90点以上が取れたと聞いたとき、正直耳を疑いました。というのも、特に高度な技術が必要な業務ではなく、いたってスタンダードなボックスカルバートの設計だったからです。 なので、高得点を取るために特別な事はしていないのですが、業務を遂行する上で気を付けていた事をご紹介させて頂きます。
まず、発注者とのコミュニケーションですが、担当者との連絡はなるべく電話で行いました。メールを送った後もそのままにせず、必ず電話をし、詳細な説明を行いました。
また、発注者からの問い合わせについては、その日のうちか、遅くとも次の日には回答をし、「ワンデーレスポンス」に努めました。
次に、打合せの終わりに次回の打合せ内容と大体の打合せ時期を確認しました。こうすることで、業務の進捗具合を発注者と共有し、順調に業務が進んでいることを認識して頂いていたと思います。
こういった取り組みが、担当者に喜ばれたのではないでしょうか。
測量業務や地質業務も、遅れる事無く実施してもらったことで、設計も予定通りに進める事ができた点も大きいと思います。
ボックスカルバートの詳細設計は初めてで不安はありましたが、影山さんや松岡さんの指導もあり、このような評価を頂けて本当に良かったと思います。
今後も慢心することなく、発注者に喜ばれる仕事をしていこうと思います。
最後に、地質担当の中原さん、測量担当の中村さん他、本業務に携わった全ての関係者の方々にお礼申し上げます。ありがとうございました。
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現場写真 |
一般図 |
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92点
国道180号外明地橋外橋梁点検業務委託by重森さん |
本業務は、鳥取県道路橋りょう点検マニュアル(平成19年3月)により、道路橋りょうの劣化度の現状把握、安全性の確認、さらに、橋梁の健全度を判定し、補修・対策工の必要性および、それらを実施する時期(緊急度)の判断材料に資することを目的とし、国道180号明地橋外の道路橋りょうに係る定期点検を行い、点検調書に取り纏めました。
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業務名 国道180号外明地橋外橋梁点検業務委託
発注者 鳥取県日野総合事務所県土整備局
業務場所 鳥取県日野郡日野町門谷外
業務内容 現地調査60橋、点検調査60橋
業務期間 平成24年8月7日~12月4日 |
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今回の業務は、非破壊調査Grが主体となって実施する初めての橋梁点検業務でした。そのため、これまで行われていた鷲見常務、金口部長のご指導の下、現地調査および点検調書の作成を進めていきました。また、現地調査は業務推進Grの方々にも参加していただきました。
調査で苦労した点は、調査時期が夏~秋であったため、調査対象となっている橋梁にスズメバチの巣があり、思うように進めることができなかった点です。
また、報告書作成で工夫した点は、点検調書の損傷評価を一覧表にし前回の評価と比較することで、劣化の進行を見やすく判断できるようにした点です。 最後に、本業務は、非破壊調査Gr・業務推進Grの多くの方々に協力していただき完成することができました。結果として92点という高得点がいただけたのも皆さんの協力があったからだと思います。ありがとうございます。
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危険予知活動状況 |
目視調査状況 |
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点検カメラ調査状況 |
点検カメラ調査状況 |
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92点
日置川河川改修工事水文調査by中田さん |
業務名 日置川河川改修工事「水文調査及び塩害対策等検討業務委託」
発注者 鳥取県東部総合事務所
業務場所 鳥取県鳥取市青谷町善田
業務内容 河川定期縦横断、塩分濃度調査、低水流量観測
業務期間 平成24年7月11日~11月30日 |
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善田地区において、塩害の現状を把握し今後の対策を行うために測量・塩分濃度調査・低水流量観測を実施しました。調査から塩害が確認できたので対策の概略設計及び塩害の悪化した要因について検討を行いました。
高得点に繋がったと思われる点は、塩害が悪化した要因についていろいろな角度から検討したことだと思います。
塩害悪化の要因としては、自然的要因と人為的要因について検討しました。
人為的要因については、過去に行われた河川工事の関連性について検討しましたが、過去に行われた河川工事前後の河川の塩分濃度や流量などのデータが無い状況で、発注者が納得する内容の検討結果にするのに大変苦労しました。最終的には、文献や過去の事例から河川工事と塩害悪化の関連性を検証しました。この検討で毎日のように発注者と打ち合わせを行いました。
スケジュールとしては、夕方に打ち合わせを行い、会社に帰ってから深夜まで検討内容をまとめ、また翌日に打ち合わせを行うという日々が何日も続きました。厳しいスケジュールでしたが、発注者とキャッチボールをしながら迅速に対応できた点も評価に繋がったと思います。
初めて携わった業務ではありましたが、上司・同僚の協力を得ながら、発注者が納得する内容に報告書をまとめられたことを忘れず、今後も努力していきます。
今回の業務では、上司・同僚の協力を沢山頂いて完成できました。ありがとうございました。
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塩害が懸念される善田地区の日置川 |
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どの業務も参考となるポイントがありますね!そしてチームワークで完結した後には「ありがとう」の言葉が自然と出てくるものですね!!
来年も良い事例を参考に、全業務が優良業務となるように一致団結!頑張っていきましょう!!
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ご結婚おめでとう(^^♪ |
会社始まって以来、3連荘で結婚式がありました。
幸せそうな新婚さんをご紹介いたします。
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まずは11月23日(金)に結婚式を行なわれた烏取支店の中田さんです。 |
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次に11月24日(土)に測量調査Gの徳永さんです。 |
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最後に11月25日(日)に南家さんでした。 |
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すべての結婚式に出席された大野木社長でした。 |
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名前: |
小村 夏美 |
入社年月日: |
平成24年12月10日 |
生年月日: |
昭和55年8月8日 |
所属: |
総務部 |
自己PR: |
12/10に入社いたしました小村夏美と申します。
ご迷惑をお掛けすることも出てくるかと思いますが、 どうぞ宜しくお願い致します。 |
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