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令和3年9月30日 澤田陽子様の講演要旨出し

女性活躍研修

澤田 陽子

皆さんこんにちは、澤田陽子と申します。

 

現在、連合鳥取で副会長をしており、竹上さんの紹介があり、畑は違いますが御社で講演させていただくことになりました。

今回は、タイトルにあります「ちょっとだけ頑張ろう」について、私の体験を交えながらお話ししたいと思います。よろしくお願いします。

 

私は、昔から「頑張ろう!、頑張れ!」の意識があり、家族も含めて周りにも言ってきました。しかし、ある時娘から「お母さん頑張れは、私の顔を水面に押し込んで頑張れと言っている」と言われました。その時は娘の言葉の真意はわかりませんでしたが、後でハッと気づきました。それは後々に自分が苦労した時にわかりました。

 

私は、琴浦町の自治労から連合の経験をすることになり、色々な面で気づきがありました。当時の東伯町役場の労組職員は138名で、その中で女性初めての執行委員長をしました。

 

最初は旦那から委員長になることは大反対されました。旦那は相撲のコーチをしており、毎週水曜日は練習後に家で生徒に食事をふるまう必要があり、妻が忙しくなると、この水曜日の対応ができなくなることが一番の心配だったからです。

 

そこで私は、水曜日は組合活動を入れない日と決め、何事も精一杯やろうと決心して取組みました。この頃は、役場内はもとより、地域社会でも男女平等になっていない現実がありましたので、私は委員長として男女平等について助役に色々と提案をしました。
地域の中も、それまでは男性中心で年配の男性が物事を仕切っていましたが(力仕事がいるのになぜ女性が出てくるのかと意見があったり)、これも私が地域活動に関わるようになって変わっていきました。

 

行政区の上の大区長を行って今年で3年目になります。このように上の立場になるにはチャンスとサポートがあるか否かが関係します。PTA活動など、その時は支えると言ってくれても、実際は簡単に協力はしてくれません。

 

私が役場初の女性委員長になる時、先輩の男性役員が「自分は書記長をやるのでお前は委員長になれ」と言って残ってくれました(通常は役員を卒業して町管理職になるのに)。この時に男性も覚悟がいるとわかりました。男性の席を取るのは勇気がいるので、女性も覚悟して座りなさいと言われました。自分自身は、その後後輩にもこの言葉を使っていこうと思いました。また「笑顔」でしっかり答えられる役員になろうと考えました。

 

自治労鳥取や連合活動の中では、女性は3割にもうちょっとのところに来ています。
自分は仕事と家庭を両立させ、頼られる上司になりたかった。

 

組合が忙しくてもそれを理由に他の事ができないということはやめました。この活動(思い、信念)により、自分自身が養われて成長することができ、自分自身喜んでいました。

 

しかし・・・、そこに突然病魔が我が家を襲いました。私はステージの大きいN癌になり大変ショックを受けました。何も悪いことしていないのに、なぜ癌になったのだろう。色んなこともしていたのになぜ・・。最初にぶつかった「壁」でした。

 

この最初のショックから治療を行い立ち直ってきましたが、メンタルは不調で、職場復帰はできませんでした。この時、外来診療でお医者さんに診断書の延期(回復時期)を願いましたが、この時看護師さんが机を叩いて「いつまでグチグチしているんですか!」と言われました。後から思えば、この時に厳しく言われたことで職場復帰ができました

 

次に、下の娘がR癌になり入院しました。この時は役場内で男女平等交渉の最中でしたが、町長から「他の役員もいるから、1週間位娘に付いてやれ」と言われ、娘に付き添うことにしました。

 

大阪の病院で手術の最中に看護師さんから「生存率は95%位と言われていたが、娘は残り5%(悪性)の方だった」ことを告げられ、この時自分は舞い上がって興奮し「全部取って下さい」と言ってしまいました。

 

娘は子供が欲しい願望があり、先生から「その言葉は娘が生きがいを無くして生きていけない」と言われ、片方は残しました。娘は3年間で5回手術をしましたが(私は泣きながら本人に好きなことをやらしてやろうと思った)、今は元気で暮らしています。
かわいそうだったのは、その後夫がS癌になり、私も娘も何回も手術を行いひどい状況だったので、夫に対しては自分らよりはましだと思って接していたら、夫は「誰も同情してくれない」と訴えていました。その後、すぐに夫は亡くなってしまいました。夫が残したのは、相撲を愛する気持ちと、私を連合中央本部に送り出してくれたことです。

 

私は「支えてもらっている」と感じます。地域も家族もそう。組合活動は「感謝の気持ち」しかないです。人のめぐりあいであり、人間作り(育っていく)ことができました。男女平等の取組みは、本当に敏感に感じるようになりました。


うちの舅や姑に言わせると、夫は嫁に使われていると思われがちでした。姑は本当に口うるさい人でした。長男は家を出て、長女も家に居れず出て、3番目に夫(次男)と私が面倒を見ました。地域から見れば、立ち位置的には優遇された感じ(どんな良い嫁なんだろうと)に見えていて、近くのお寺の説教の中で、私の話が出た位です。


地域、職場、自治労で、支えてくれる人がいたから自分は活動できました
例えば、私自身はパソコン使いはうまくないが、役場内にパソコンを使える優秀な部下(男性)がいて、書類処理を行ってくれました。県本部に出た時は、周りの人たちのサポートがあり本当に良かった。


東京の連合本部に出た時は、不安でいっぱいでしたが、県の連合会長が私を送り出す時(女性役員を作る使命の時)はしっかり支えると言ってくれました。


自分に声が掛かった時に「いやあ、できません・・」とは言いたくなかった。誰かに何かを頼まれたら「できる範囲で精一杯やろう」と決めました。なぜなら、全然できない人には頼まないものだから。この考えはどの場所でも一緒と思い取組みました。


また、組合役員の中で「人が〇〇してくれない」と苦情を聞くことがありますが、あなたが役員じゃなかった時に、あなたは進んで人へ何か手助けをしましたか?と私は返します。自分は人にしてもらいたいが、自分自身は人を支えたりしましたか?と。自分が休んでいた時に、代わりにしてくれた人がいる。そうすると人は裏切らない。感謝しています

 

東京の連合本部に行った時は、中央本部の副委員長(3役)の立場で、大臣交渉に参加でき、各種審議会の委員(労組組合の代表として)にも関わることができました。こうやって国の予算はできるんだなあとわかりました。東京で色んな体験をしてわかったこともあり、皆に返していかないけんこともわかりました。「やればできる」と言いますが、条件を整えていくのは自分自身です。仕事との向き合いも自分で考えて努力しているかが大事です。


自分は人から色んな相談を受けて、しっかりと話を聞き、動いていきました。最初は説教部屋とか言われていましたが、駆け込み寺に変わっていきました。


私は「人から頼まれたらすぐ動く!」ようにしています。そうしないと、信頼も信用もなくなるから。これは、組合活動だけでなく、節々で意識しています。


また、私は定年退職まで「元気で働こう」と思いました。
女性の年齢階級別労働力比率はM字曲線と言われ、25歳~44歳の働き盛りの年代が低い傾向が続いています。女性が各種要因で離れていく時、それを乗り越えれば長く勤められます。相談を受けている中で、メンタルで公務員を辞めさせた人もいましたが、今はすがすがしく農業をしている人もいます。


自分は、泣いたり、落ち込んだり色々ありましたが(その時は大変でしたが)、何とか乗り越えたので、「もうちょっと頑張れば乗り越えられる」がキーワードだと思っています。悪いことばかりでなく、上向いて良くなることもあります。だから「もうちょっと頑張ってみよう」です。
女性自身も甘えちゃいけん!と考えています。男性の覚悟も必要だが、支える仲間をたくさん作りましょうということです。


委員長をしていた時に、男の書記長から「一人の100歩より、100人の一歩の方が大事」と言ってくれたことが頭の中にあります。一人で進むより、多くの人が少しでも前に出ていく方が、どんなに素晴らしい社会になるかということです。


今日は来てよかったです。すごいなと思いました。社長がここに居ることがすごいことなのです(トップが動かないと物事は動かないものだから)。もう少し時間があって話しあえれば良かったですが、これだけ活躍できる女性社員がいることもあり、今後の活躍に期待が持てると感じました。


「勇気を出して、元気を出して、ちょっとだけ頑張ろう!」
今日は講演に呼んでいただき、本当にありがとうございました。

今回、このような講演要旨を作成したのは、澤田さんの講演内容が単に労組関係の体験談だけではなく

以下のような考え方や示唆に富む話を聞くことができたので、参加されなかった方にも情報を伝えたくて作成しました。

①  きちんと自分の考え(信念)を持って進むこと。

②  途中で苦難はあっても、それを乗り越えたら結果も出るということ。

③  男女平等は、女性側だけでなく男性側の理解と支援も必要であること。

等々

澤田さんは終始落ち着いて話されていましたが、話し方には迫力があり、その内容は聞く人の心に沁みたと思います。

この講演要旨だけでは会場の雰囲気は伝わりませんが(話された内容の100%網羅もできていませんが)、主な点は記載しました。

男女平等推進に向けての考え方や、皆さんが今後進む上での参考にしていただけたら幸いです。

記録者:中岡

アンケート結果

澤田様の講演についてアンケートを行いました。

その中からいくつか感想をご紹介します。 

自分の今後を考えていた事に対して、背中を押してもらえた気がしました。 澤田さんの活躍分野とは違うけど、それに向かっていくパワーを貰えた気がします。

澤田さんはとても凄いと思ったが、自分に同じ様に求められると難しいと思った。
自分にできる範囲で頑張れたらと思う。

自分の実体験に通じる事もありましたが、圧倒されるような体験ばかりでした。
心の持ち様で成し遂げられるのだと思いました。

自分の「今」よりもちょっとハードルを上げて取り組み、達成していく積み重ねが成長のカギなのかな?と私なりに思い、今日から実行しようと思います。

あの時頑張ったから、もう少しちょっとだけ頑張ろうと思うと、何事もやればできると思いました。

とても心に響く講演でした。
特にご家庭での問題の場面では、おもわず涙が出ました。

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